「Pythonエンジニアとして活躍したいけど、スキルを証明するものが何もない!」このように悩んでいるプログラミング初心者の方も多いのではないでしょうか?
確かに全く関係のない職種からの転職など、プログラミングの知識や経験を問われると困りますよね。
そういった場合におすすめの資格が「Python3エンジニア認定試験」です。
本記事ではプログラミング初心者の方に向けて、Python3エンジニア認定試験の概要や取得するメリット、勉強方法まで詳しく紹介していきます。
ぜひ参考にしてみて下さい!
お品書き
Python3エンジニア認定試験とは?
Python3エンジニア認定試験とは一般社団法人「Pythonエンジニア育成推進協会」によって実施されている資格試験です。全国にあるテストセンターでいつでも受験することができ、手軽に試験を受けることができます。
試験内容は、コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式で、60分の時間の中で40問の問題が出題され、選択式で選び7割正解できれば合格です。
近年、数あるプログラミング言語の中でもPythonは非常に注目されています。
Pythonの知識を幅広い開発に活用することで、人工知能・AIの開発だけではなく、Web開発やアプリの開発にも適応でき、Pythonの需要は年々高まっているのです。
Pythonの認定試験は「Python2エンジニア認定試験」と「Python3エンジニア認定試験」の2種類あります。
メジャーなライブラリは基本的にPython3にも対応しているため、どちらか迷った場合は「Python3エンジニア認定試験」を受ける方が良いでしょう。
Python3エンジニア認定試験が就職に有利な理由
Python3エンジニア認定試験に受かると、就職に有利になるといわれています。
その理由として、以下の3つが挙げられます。
- 自分のスキルの証明になる
- 学習のモチベーションになり、学習効果の向上を図ることができる
- エンジニアとしてもスキルアップができる
①自分のスキルの証明になる
Python3エンジニア認定試験は、合格することで履歴書に記載することができます。
プログラミングのスキルや知識は、開発した作品や自分のブログ等がない限り、他者に分かるように証明することが難しいです。
しかしそういったポートフォリオを持たないプログラミング初心者でも、資格を取得していることで基礎レベルの知識を抑えていることが証明できます。
②学習のモチベーションになり、学習効率の向上を図ることができる
Python3エンジニア認定試験を受けるには、Pythonの勉強をする必要があります。
その中で自分にはなかったエンジニアの知識も蓄えることができるので、ただの証明だけではなく、後の学習意欲も図ることができます。
そういった背景を面接で語ることで、学習意欲が高いことを示すことができるのです。
③エンジニアとしてのスキルアップができる
プログラミングの資格証明Python3エンジニア認定資格を取得することによって、エンジニアとしてのスキルアップの土台にすることもできます。
資格内容から昇格や昇給にも影響する企業もあるので、資格を持っていて損をすることはないでしょう。
Python3エンジニア認定試験の勉強方法
Python3エンジニア認定試験の勉強方法は3つあります。
- 書籍で勉強をする
- オンラインスクールに参加する
- 模擬試験を受ける
それぞれの勉強方法について、説明していきます。
書籍
Python3エンジニア認定試験の勉強は、まずは書籍から始めてみましょう。
書籍を読んで基礎を学んだり問題をこなしたりすることで、理解して問題を解く正確さとスピードが上がります。
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が推奨する「Pythonチュートリアル」といった書籍を始め、Pythonに関する学習本は数多く販売されています。
数多くの中から自分に合ったものを選ぶことができるため、書籍はおすすめの学習ツールです。
オンラインスクール
「startlab」や「CodeCamp」といったIT専門のオンラインスクールのサイトで勉強することもおすすめです。
オンラインスクールでは、ネット環境さえあればどこでも試験の勉強をすることが可能となります。
初心者でなにから手を付けていいかわからない人や、集中的により速くPythonについて学びたい人に、オンラインスクールはぴったりでしょう。
オンラインスクールの中には、受講特典として受験料金が無料になったりするようなサイトもあるため、Pythonについてより詳しく学び、お得に正しい情報をインプットできる方法となっています。
模擬試験
模擬試験を受けた勉強方法では「DIVE INTO EXAM」や「PRIME STUDY」といったサイトを利用して試験に臨む方法があります。
最初に会員登録をする必要がありますが、模擬試験を受けることによって出題の方法や今までの試験傾向を知ることができます。
また不正解になった問題は、書籍やオンラインスクールなので調べて知識を学び、それを繰り返すことによって安定した点数を取れるようになるでしょう。
Python3エンジニア認定試験の受験料
Python3エンジニア認定試験は一般、学生で受験料が変わってきます。
一般の方が受けられる試験料は一回につき11,000円(税込)です。
一方学生は、一般の受験料の半額5,500円(税込)で試験を受けることができます。
学生割引で受験する注意点として、試験会場へ学割価格で申込みすること、所属する学校名を伝える必要があります。
試験当日は必ず「学生証」か「教員証」を持参して、割引の対象であることを証明してください。
Pythonの資格に興味がある学生の場合は、受験料が非常にお得になるため学生のうちに取得してしまうと良いでしょう!
まとめ
Python3エンジニア認定資格について説明しました。
この試験を取得することで自分のスキルを証明できることや、学習効率向上など、様々なメリットを受けることができます。
Pythonは今後も需要が高まっていくと予想される言語なので、興味がある方はぜひ資格取得を検討してみて下さい!