最近、宇宙関係で話題のStarlinkプロジェクトについてまとめてみました。
このプロジェクトは、有名なイーロン・マスクの会社SpaceXが進めており、今注目のプロジェクトです。
概要
- 安価で高速なインターネット接続のための地球規模の人工衛星郡
- 合計で12,000機の人工衛星を軌道上にのせる
- 従来のインターネットサービスよりも、50%速いネット接続を実現予定
- すでに商用化目前
プロジェクトの目的
日本では多くの地域で、高速なインターネット環境が充実していますが、世界的にはまだまだ発展途上です。
僕も、フィリピンのセブに行った際には、インターネットが重く動画をスムーズに見れないことが多くありました。
有名な観光地でも、そんな状況なので、多くの国ではインターネット環境はよくありません。
このStarlink計画では、そんな状況を打破するためのプロジェクトです。
地球全体を囲むように人工衛星を大量に飛ばすことで、全世界に高速なインターネット環境を提供することを目的にしています。
イーロン・マスクらしい、非常に野心的なプロジェクトですね。
何がそんなにすごいの?
まずこのプロジェクトは、イーロン・マスクがCEOを務めるSpaceX社が行っているものです。
SpaceX社は、今まで民間企業でありながら、自前でロケットを作り、何度も打ち上げに成功しているヤバイ会社(これ以上の表現が思いつきませんでしたw)です。
そして、今回のプロジェクトでも、人工衛星の開発から打ち上げロケットまで全て自前で取り組んでおり、すでにビジネス化目前です。
このブログの記事でも取り上げています。
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さらに、すでにテスト機が打ち上げられており、今年11月には本番用60機が展開される予定です。
懸念されている問題
最大の問題は、宇宙デブリです。
宇宙デブリとは、人間の宇宙開発プロジェクトによって発生した宇宙に漂うゴミ(デブリ)のことです。
近年では、様々な組織が人工衛星を飛ばし、それによって発生したデブリが、活動中の人工衛星に衝突することが頻繁に発生しています。
Starlinkでは、前述の通り、大量の人工衛星を飛ばすので、それに伴い発生するデブリや、他の人工衛星との衝突などが懸念されています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
僕も、この記事の執筆を通して、宇宙ビジネスの最前線に触れられた気がします。
日本では、SpaceXやイーロン・マスクは有名ですが、
Starlinkプロジェクトは、まだまだ知られていません。
このワクワクするプロジェクトを今後も注目していきましょう。
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