Time4VPSのstorage VPSで、Nextcloudをインストール

私はファイル管理にTime4VPSのstorage VPSという、大容量ストレージが特徴のサービスを利用し始めました。
4TBのVPSが月額約2000円で借りることができます(VPSについては、さくらインターネットの記事がわかりやすいです)。

今回はこのStorage VPS上に、自分用のクラウドサービスNextcloudをインストールする方法を解説します。

VPS環境

  • CentOS 7

インストール作業

ここからインストール作業を始めます。
基本的には、sudo権限のあるユーザーで作業を進めます。

事前準備

$ sudo yum install -y epel-release yum-utils unzip curl wget bash-completion policycoreutils-python-utils mlocate bzip2 vim
$ sudo yum update -y

Apache

$ sudo yum install -y httpd

Apacheの追加設定ファイルを作成します。

$ sudo vim /etc/httpd/conf.d/nextcloud.conf
<VirtualHost *:80>
    DocumentRoot /var/www/html/nextcloud/
    ServerName  (サーバのIPアドレス)

    <Directory /var/www/html/nextcloud/>
        Require all granted
        AllowOverride All
        Options FollowSymLinks MultiViews

         <IfModule mod_dav.c>
            Dav off
         </IfModule>
    </Directory>
</VirtualHost>

Apacheを起動します。

$ sudo systemctl enable httpd.service
$ sudo systemctl start httpd.service

PHP 7.4

CentOS7のデフォルトでは、php-5になってしまうので、php-74をインストールします。

EPELとREMIリポジトリを追加する。

$ sudo yum install -y epel-release
$ sudo rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm

REMIのphp-7を有効化する。

$ sudo yum-config-manager --enable remi-php74

PHPと依存パッケージをインストールする。

$ sudo yum install -y php php-gd php-mbstring php-intl php-pecl-apcu php-mysqlnd php-opcache php-json php-zip

データベース

データベースには、MySQL/MariaDBを使用します。

$ sudo yum install -y mariadb mariadb-server

起動しておきます。

$ sudo systemctl enable mariadb.service
$ sudo systemctl start mariadb.service

必要であれば、以下のコマンドでセキュリティの設定もしておきましょう。

$ sudo mysql_secure_installation

Nextcloud

Nextcloudのダウロードページで、Download Nextcloud Server > Download > Archive file for server ownersからダウロードURLを取得します。
ダウロードURLは、https://download.nextcloud.com/server/releases/nextcloud-x.y.z.zipのような形式です。

取得できたら、zipファイルとそのチェックサムファイル(zipファイルURLの後ろに.md5とつけるだけ)もダウンロードします。

$ wget https://download.nextcloud.com/server/releases/nextcloud-x.y.z.zip
$ wget https://download.nextcloud.com/server/releases/nextcloud-x.y.z.zip.md5

以下のコマンドで、正しくダウンロードできているか確認します。

$ md5sum  -c nextcloud-x.y.z.zip.md5 < nextcloud-x.y.z.zip
Success.

同じ手順でPGP署名も確認します。

$ wget https://download.nextcloud.com/server/releases/nextcloud-x.y.z.zip.asc
$ wget https://nextcloud.com/nextcloud.asc
$ gpg --import nextcloud.asc
$ gpg --verify nextcloud-x.y.z.tar.bz2.asc nextcloud-x.y.z.tar.bz2

確認が取れたら、zipファイルを展開します。

$ unzip nextcloud-*.zip

展開したNextcloudをWebサーバのドキュメントルートにコピーします。

$ cp -R nextcloud/ /var/www/html/

データ保存用のディレクトリを作成します。

$ mkdir /var/www/html/nextcloud/data

Nextcloudのディレクトリ全体で読み書きができるように所有者情報を変更します。

$ chown -R apache:apache /var/www/html/nextcloud

Apacheを再起動します。

$ systemctl restart httpd.service

ファイヤーウォール

ファイヤーウォールを起動し、サーバー起動時に立ち上がるように設定する。

$ sudo systemctl start firewalld
$ sudo systemctl enable firewalld

ブラウザからアクセスできるように、ファイアウォールの設定を変更します。

$ sudo firewall-cmd --zone=public --add-service=http --permanent
$ sudo firewall-cmd --reload

Nextcloudの設定

ここまで来れば、Nextcloudが起動します。
http://(IPアドレス)にアクセスすると、以下のような画面が表示されます。

まとめ

今回はTime4VPSで、Nextcloudを実装してみました。
実際に使用してみると、読み込み時間が遅かったりするなど、若干サーバーのスペック不足を感じます。

もう少し使い込んでみて、改善方法などをブログで共有できたらと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参考サイト

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